NP-120の電池ボックス作成への道

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ふとしたことから、Galaxy tabを入手してしまいました。十分に面白い端末なんですがなにせん、けちっただけあって、SIMカードなしで運用しています。

Samsung Galaxy Tab (P1000)

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価格:78,000円(税込、送料込)

しかし、せっかくのタブレット。ネットワークにつながないわけにはいきませんが、よくいる場所は既に WIFI設置済みなので、大丈夫です。

ただし、外出先ではネットに繋がりません。これは悲しいと2つの案を出しました。

  1. FOMAカードを指して通信(最悪手段)
  2. ある程度使うのが見こされているなら、モバイルWIFIルーター

また、手元にemobileのD02HWがあり、emobileチャージ契約の物があります。

これを使って、planex の CQW-MRBにつなげる事を決意しました。

さて、ここからがお話にはいっていきます。

電池の持続時間とバッテリー

このルータ、2時間ほどしか持ちません。また専用電池は4000円ほどします。

大抵、車で移動中は充電できたりするし、また勉強会会場などではAC電源が確保出来たり するのですが、さすがに2時間はもたなすぎます。

懇親会会場で電源確保できなかったら、2時間ほどでIP到達不能となります。

これは IPv4アドレスが枯渇するより死活問題です(大げさ)

ご存知の方はおられると思いますが、実は、もうすでに4時間ほどもつ新型タイプや

あと、場合によっては6時間ほどもつ装置もでてたりします。

などもありますが、なんとここで耳寄りな情報が。

互換電池

なんと NP-120互換電池が使えるかもという情報です。

NP-120互換電池というと、色々な機械で使われており、比較的コストパフォーマンスが良い 電池として知られています。

なんと、この端子部分を少しヤスリで削れば(凄い事を平気で言っていますが)使えるとの情報が。

削らないと使えないので、正式には非対応です。しかしこのお値段は破格。

外部バッテリーとしてのNP-120

たしかに、2個で1500円とは破格です。しかも 3.7v 1800mA級ですからお得すぎます。

ただ、問題点。確かに汎用性が高くなっているとはいえ、自分が持つ機器でNP-120を 使用する機械は、ただ1つ。そう、モバイルルータしかありません。

この電池から昇圧型のDCDC変換とかで 5V 500mA 程度から1A程度が取り出せるなら、 かなりうれしい外部バッテリーとしてなるのではないか?

そんな事を考えたら、夜も眠れません。(寝てますけど)

汎用バッテリー化への道

まず、この電池、普通の単3電池のような形状ではないので、普通の電池ボックスは使えません。

専用のコネクタとかケースが必要となります。

ここは世界のgoogle様に聞いてみました。色々なキーワードで聞いてみました。

  • NP-120 電池 ケース
  • NP-120 接点
  • NP-120 電子工作

まぁこんな感じで調べていきます。

確かに、NP-120に半田直付けで、利用しているページありました。

しかし、汎用バッテリー化はだれもしていないようです。

なぜかZIPPOに詳しくなる自分

汎用バッテリー化の為には、接点やケースは必須です。

色々な検索方法の中で、1つ違った点で検索をしてみました。

検索クエリー「54 36 12mm」

そう、NP-120のサイズが幅53.2×奥行き35.3×高さ11.3mm なので、 ちょっと大きめのサイズのクエリーで検索をしてみると。

54x36x12mm
54x36x12mm posted by (C)k1ha410

ぇつ!、なにこのピッタシなサイズ。 なんなの??

そう、ライターのZIPPOです。つまりこれ。

なんと、このサイズが、縦54mm、横36mm、厚さ12mm ということで、つまりは NP-120の大きさとほぼ同じではありませんか。

2つほど案が出てきました。

  1. ZIPPOのライターのケースの中に電池が入れれないか?
  2. ZIPPOライターの梱包材を流用できないか?

もう、ライターそっちのけです。

一部の方はご存知かと思いますが、ZIPPOとは、アメリカのジッポー社が製造する金属製オイルライターのことです。 ブランド化されており、マニアなコレクターの方もいると伺っています。

その方には悪いのですが、もうZIPPOが NP-120用の金型にしか見えません。

金型検索

もう、ZIPPOという名の金型を検索する自分がいました。サルですね。

しかも、ZIPPOに詳しくない自分は、イメージ検索に重点をおきました。

ZIPPO_1
ZIPPO_1 posted by (C)k1ha410

出てくる出てくる。

例えば、NP-120を42個も運搬できるケースとか

NP-120用の展示用アクリルケース

なんと、NP-120用の金型に、初音ミクが印刷されていたり

ミクZIPPO
ミクZIPPO posted by (C)k1ha410

失礼しました。金型ではなく ZIPPOというオイルライターです。 (ファンの方ごめんなさい) ふざけすぎました。

ケース問題

とりあえず、ZIPPOというものが見つかったので、ひと段落。

また、ZIPPOはオイルライターの1つの商標ということで、実は互換品のような オイルライターが販売されています。

もちろん ZIPPO と名乗るわけではなく、オイルライターとして販売されています。

100円均一のライター売り場にもあるかもしれません。

電極の作成

通常の電池ボックスの電極は使用できず、何か別案を考えなくてはなりません。

そこで考えたのが、クリップの部分を使えないか。

つまり、上記のようなクリップの丸い部分を応用して電極にならないかを考えました。

クリップを折り曲げてみる

上記クリップを、折り曲げて電池に合わせてみました。

クリップを電極に
クリップを電極に posted by (C)k1ha410

クリップの真ん中で折り曲げてみると、丁度いい感じに。

電気抵抗を測ると 0.7Ω程度。十分じゃないかと考えになりました。

あとは、これを固定できればいいという事で、割り箸に固定してみました。 もちろん、電線も付けなきゃいけないという事で、はんだづけ。

クリップ電極を割り箸に固定してみた
クリップ電極を割り箸に固定してみた posted by (C)k1ha410

こんな感じになりました。

これの問題点は、接続が安定しない事。ちょっと緩むだけで電流がながれなくなりました。

困ったものです。

ピンヘッダ

ちょうど手元に、

ピンヘッダ(オスL型) 2×40 (80P)
ピンヘッダ(オスL型) 2×40 (80P) posted by (C)k1ha410

があったので、これを、次の基板2枚につなげてみました。

16ホールユニバーサル基板
16ホールユニバーサル基板 posted by (C)k1ha410

その図がこれ。

ピンヘッダを用いた接点案1
ピンヘッダを用いた接点案1 posted by (C)k1ha410

案1の接点の不安定さは取れ丁度いい感じなんです。 問題点は、ピンヘッダだけに先がとがっている。

あと、L字型のピンヘッダをぜいたくに使っている点が悲しい点です。

不要なピンは全てニッパで落としました。

ピンヘッダ案2

ピンヘッダを用いた接点案2
ピンヘッダを用いた接点案2 posted by (C)k1ha410

L字型をやめ、普通のピンヘッダを元に作ってみるも、先がとがっている点は解消されず。 また長さを調整すると接点が不安定になります。

クリップ+基板案

そこで、クリップを基板にとりつけてみました。

クリップを基板に固定してみた
クリップを基板に固定してみた posted by (C)k1ha410

こんな感じで丁度いい。

クリップ電極の膨らみ具合
クリップ電極の膨らみ具合 posted by (C)k1ha410

膨らみ具合も、丁度いい感じで接します。

ただ問題は、このクリップの電気的な容量です。

ピンヘッダは耐圧も十分にあり、また電流も3A程度まで耐えれるらしく、十分です。

しかしこのクリップ、もともと「クリップ」なので、電気的な容量も不明です。 ちょっと怖いかもしれません。

ケースと合体

ここまできたら、ケースとの合体をしなくなりました。

100円ショップに2個で100円という以下のケースを代用しました。

100円均一のケース
100円均一のケース posted by (C)k1ha410

ちょうどNP-120と同じ感じなのでうれしいです。

あと電極を固定するに当たり、とりあえず「なんでも板」を使って固定する事にします。

なんでも板をとりあえず切りだして、クリップ基板を差し込んでみます。

クリップ電極を、「なんでも板」を使って固定
クリップ電極を、「なんでも板」を使って固定 posted by (C)k1ha410

ちょっとクリップが見えていますが、これも範囲内。

これを、ケースに電池と共に設置してみました。

ケースに設置
ケースに設置 posted by (C)k1ha410

ちょうどこんな形で固定できました。

電気を取り出せるか?

せっかく固定したので、電流が流れるか確認してみたいとおもいます。

ということで、エコなLEDを付けてみましょう。

Vf1.8〜2.2V程度の赤色LEDに10mAほど流してみようとおもい、 抵抗計算。

3.7V の電池だから〜 ということで、計算すると、170Ω程度が適当 となりましたが、手元にある抵抗は 220Ωと330Ω。 (なんで手元にそんなのがあるんだろう...)

しかたなく 220Ωで計算すると 7mA程度に下がってしまう。ちょっと 不安になるが気にせず 220Ωで決行することとなる。

LEDがピカ

とりあえず、220ΩをつけたLEDを半田づけしてしまい、クリップで電源と接続。

LEDをつなげてみた
LEDをつなげてみた posted by (C)k1ha410

無事LEDが光りました

さいごに

なんとか NP-120互換から電流をひきだせました。

NP-120という電池は、汎用電池だとおもいます。もちろん、リチウムイオン電池ということで、 取り扱い(充電、放電、温度などなど)には気を付けないといけないんですが、 容易に取り扱えるようにもなってほしいかと。

だれか、NP-120用の電池ケースとか作らないですかね。

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このページは、k1ha410が2011年2月14日 15:19に書いたブログ記事です。

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