裁断サービスを利用してみた体験記

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裁断サービスを利用してみた結果を書いてみます。スキャンに関しては、別の記事にします。

きっかけ

ものすごいアプリケーションに出会う。それは i文庫HD という「リアルで快適な読書が楽しめるiPad専用アプリケーション」です。

しかも、ePub等といった形式ではなく

  • txtファイル
  • zipファイル(中にはjpeg,png,txt形式を格納)
  • PDFファイル

等に対応していました。

詳しくは i文庫HD:マニュアル:使用できるファイル形式 を参照してください。

この形式だと凄く扱いやすいので楽です。

このアプリケーションに出会わなければ、自分で電子書籍を用意しようなんて思いませんでした。

自分で電子書籍を作りますよ!

購入した本を元に電子書籍を作ろう!ということで、挑戦してみます。世の中では「自炊」などともいわれているようです。

大まかな手順

  1. 本を買ってくる
  2. 糊付けしてある部分を裁断(断裁)する
  3. バラバラになったページをスキャンする
  4. PDFや画像ファイルにする
  5. DropBoxなどを用いてiPadへ転送する
  6. i文庫HD のアプリケーションで閲覧

このような手順で、自分のiPad に入ります。

裁断過程

裁断をするには、色々な方法があるようです。よく個人用の裁断機として利用されているのが、プラスのPK-513L 26-106です。

これは、15mm程度の厚さの本をセットして、ハンドルを、ガッチャンと倒すと裁断してくれるという便利なものです。

この裁断機、昔会社でセミナ用のテキストを製本テープ等を用いて作っていた時に利用してたのを見た事があります。

最近は個人でも購入される方がいるみたいで、3万円程度で購入できるようです。

ただ、初期コストが必要なのと、15mm程度までしか裁断できないこと、これを考えると絶妙な感じもします。

例えば、以下のScala本は 25mm程度あります。つまりいきなりの裁断は難しいです。

Scalaスケーラブルプログラミング

Scalaスケーラブルプログラミング

価格:4,830円(税込、送料別)

じゃ 15mm程度というとどの程度か?というと以下のコミックなどは、15mm程度でした。

つまり、コミック以上の厚さの本を裁断機で裁断するとなると自分で本を15mm程度に分解してから裁断することが必要になります。頑張って分解できたとして、次に分厚い15mmを裁断できるというのは、ある意味凶器です。素人が手を出すと指とかが切れてしまう怪我の危険性もあります。

裁断サービス

なんと、世の中には裁断してくれるサービスがありました。

餅は餅屋、裁断もプロの方に任せようということです。簡単に検索すると次の2社が見つかりました。

両社とも1冊100円程度で裁断していただけます。

[2010/10/30:補足 以前は 東和さん105円, 実践さん110円 というお値段でしたが、実践さんが 1冊85円程度のようです]

東和インフォセービングスさんのサイトには実際の裁断機と思われる写真が掲載されており、本格的な裁断機を使用しているのだろうと想像できます。(自分は印刷屋さんじゃないので、本職が観たら違う!というかもしれませんが(^^;)

書籍製本裁断バラシサービス

とりあえず頼んでみるか!ということで、 書籍製本裁断バラシサービス 4冊ほど頼んでみました。

(後で書きますが、沢山頼んだ方がお得なようです。送料的に)

これらは「コミック」「小説」「分厚いコミック」「ハードカバー本」という事で選びました。

(他にも技術書とか入れたかったのですが、さすがに試しで出すには勇気がいるのと、Bookoffで100円で買えなかったので)

実際の写真はこちら。

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DSC03569 posted by (C)k1ha410
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大まかな流れ

詳しくは 書籍製本裁断バラシサービスの流れ に記載がありますが、

  1. WEBから作業と見積もり予約をする
  2. メールで「仮見積もり」と「受付可能日」の返事が頂ける
  3. 書籍を梱包して、送付
  4. 正式な見積もりが頂ける
  5. 作業を依頼
  6. 作業完了後、裁断された書籍が返送いただける

です。

なお、決済は「代引き支払い」で試してみました。

WEBから作業と見積もり予約

住所、氏名、電話番号、メールアドレス、書籍数、支払方法などを WEBから送信します。

この送信後、すぐにメールアドレス宛てに自動送信がきました。また3営業日以内にメールを頂けるそうですが、自分の場合は、数時間で頂けました。 (余裕があったようです)

この時、

  • 4冊 x 105 円
  • 返送の代金(60サイズ) 740円
  • 代引き手数料 315円

という、見積もりを頂きました。

書籍を梱包して送付

見積もりを頂いた当日の夕方に、クロネコヤマトを用いて、送付しました。

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手元にある箱を適当に加工して梱包したため 80 サイズになってしまいました。

クロネコヤマトさんに確認したら、次の日の午前中には配達頂けるとのことでした。(写真に、佐川急便のシールが張ってあるのは、何かを注文した時の箱を再利用しているからです)

正式な見積もりが頂ける

翌日の午前中に書籍の到着したようで、お昼頃に東和インフォセービングスさんから正式な見積書が届きました。少ない冊数にもかかわらず 80サイズで梱包し送付したため、正式な見積書では送料が若干高く見積もられました。

メールに作業するかの伺いが記載されていますので、見積もりに納得できたら契約ということで、作業依頼のメールを返信します。(この時、もし60サイズに収まるようでしたら、そのように梱包をお願いしました)

そのメールを送付後、作業開始のご連絡と発送予定日のメール頂けました。

余裕があるという事で、次の日には発送頂けるようでした

裁断された書籍が到着

翌々日にクロネコヤマトさんから代引きで裁断された書籍が到着しました。

80サイズの箱で送付したにも関わらず、60サイズに梱包していただき、送料が安くなりました。これは大変感謝しています。

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到着した書籍はラップフィルム(いわゆるサランラップのようなもの)で1冊または数冊が梱包されていました。

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かなり丁寧にラップされていました。

また作業依頼時に「表紙(カバー)の裁断」を「裁断する」としました。

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このように、表紙カバーも裁断されてきました。もちろん、逆側もカットされていましたので、そのままスキャンできそうです。

実際に、どれくらいカットされたかというと、以下のような感じです。参考のために10円玉を置いてみます。

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サービスを利用してみて

  • 凄い手軽に裁断できる
    これほど簡単だと、頼んでしまいたくなります。
  • ハードカバーも小物の単行本もバッサリとカットできる
    自分ではやりにくい厚さの本もカットしていただけるので助かります
  • 迅速な対応
    作業に余裕があったのか、今回は凄く早い対応でした。
  • ネックは送料
    今回は、送付、返送の往復分の送料を自分で持ったため、送料が1500円程度かかりました。
    (なお、56冊以上頼むと返送料の幾分かを東和インフォセービングスさんで負担頂けるそうです)
    (ということで、56冊以上頼みましょう!)
  • 欲をだした希望
    作業完了時or返送完了時にメールを頂けると最高。
    単に家族に「代引きでくる予定」を伝えておきたいので。今回は「たぶん今日」と伝えれるのですが、発送が分かると凄く安心。

ということで、自炊してみたいけど、裁断がネックだな!と思っている方、凄い味方ですよ。

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このページは、k1ha410が2010年10月28日 17:35に書いたブログ記事です。

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